Lyrics

 

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高良篤人が、思いのままに書き記した歌詞集・自由詩をここに掲載いたします。

  

作詞

自由詩

『君僕』

君はどこだい?

こんなデジタルな時代に

アナログな自分


足りなかったのはアレかな?

今となっては、メールでも聞けやしない


僕はここだよ

君は明日かい?

こんな素晴らしい夜明けに

自分ひとり


足りなかったのは僕かな

今となっては電話で詫びも言えず


ギターに慰めてもらっとさ

その音色もどこか悲しげで

弾くのは僕の心

少し調弦が狂ったみたいだ


僕はここだよ

君は新しくなるのかい?

こんな世界に

君と出会えた軌跡


足りなかったのは勇気

今となっては示すのみ

示すのみ
 

作詞/高良篤人

 

『時の波』

僕らは、波と言う時に漂う小船


波にぶつかり、時に流されながら漂う


明日の方角、誰か知っているのかい?


帆を打つ風は空しく鳴くだけ
 



きっとあるさ

灯台の向こう側

さあ舵を取れ

力の限りに



波の合間に見つけた羅針盤


彼は強くそれを信じた


例え、コースは外れていても


海の上に常識はない。と言い残して



きっとたどり着くさ

灯台のふもと

悲しいかな

灯台の光は届かない




舵に疲れたら休めば良い

方角に迷ったら立ち止まれば良い

風を感じたら

精一杯帆を開け




きっとあるさ

灯台の向こう側

さあ舵を取れ

力の限りに


作詞/高良篤人
 

 

 『りんごの木』

りんごの木が成ったとさ

現実の数だけ、大きな枝葉

見えない根元をそっとご覧

根っこの分だけ、夢があるのさ


さあ、掴みに行こうよりんごの実

熟して落ちるその前に


りんごの木が成ったとさ

理想の数だけ、枝分かれしていて

見えた今をじっとご覧

想いの分だけ、広がる世界


さあ、掴みに行こうよりんごの実

熟して落ちるその前に


形ある者皆、朽ちて行くけど

繋げ命の恵み

叫べ命の尊さ


りんごの木が成ったとさ

希望の数だけ、実の粒揃っていて

見えない果肉を確かめてご覧

味の数だけ、彩る未来


りんごの木よ

作詞/高良篤人
 

 

『君は居ない』

今日は何だか
抜け殻みたいだ

君と僕
距離も何だか抜けていて

香りを感じたよ
きっと君と同じなのさ

鼻の奥は
誰よりも正直過ぎて


振り返るのかい?
つま先は前を向いているんだぞ

この瞬間に
君は居ない


今夜は何だか
進んでないんだ

君と僕
距離も何だかあの時のまま

祈りを感じたよ
きっと君と同じなのさ

瞳の奥は
誰よりも乾き過ぎて


先へ進むのかい?
靴を置いてけぼりだぞ

この瞬間に
君は居ない



朝もやに会いに行こう
両手に思い出を添えて

掲げた勇気を
口にする勇気を無くしてしまった


振り返るのかい?
つま先は前を向いているんだぞ

この瞬間に
君は居ない
 

作詞/高良篤人
 

 

『約束の旅路』

懐かしい笑顔に出会えた
駆け寄るその仕草
あの時のまま

気丈なふりは得意じゃなくて
僕の笑顔は地面に落ちる


それで良いと偉ぶった
こちらのありのままは
遥か先

分かり合えると信じた
淡い想いは霧に成る


忘れちゃいない
約束の旅路
落ちた笑顔拾いあげて
いつか言えるさ
I love you


懐かしい日々を綴り行く
僕の仕草あの時のまま

気丈を謡って訳も無く
僕の笑顔宙に漂う

忘れちゃいない
約束の言葉
舞い散った笑顔集めて
いつか言えるさ
I love you


そうだね
思い出したよ
メージし続ける強さを
防波堤寄せる波と交わる風の息遣い達よ


忘れちゃいない
約束の旅路
落ちた笑顔拾いあげて
いつか言えるさ
I love you  

作詞/高良篤人

 

『Not If Just Now』

今日と言う日は湯水の様


使うには適温


流してしまうにはもったいない



答えを求めるなら


一歩踏み出すしかないのさ


それが崖っぷちでも



「もしかしたら」
「あの時」



なんて道端に置いていけ


そんなしがらみ、誰かが拾って行くのさ




君はどこからともなくやって来た


それでも、君は君だよ


どこへ行くかが人生の強さ


君が君らしく在る場所がきっと。。



風が吹きぬける


君の心の声が聞こえる


また、どこかで会おう


笑顔を挨拶に添えて
 

作詩/高良篤人
 

『それでも明日は』

大きく息を吸い込み

部屋中に深呼吸の音を響かせる


疲れているのかな?

正直なのは心より体の方みたいだ


ちょっとした事なんだ

思いやりってヤツは・・

ちょっとした事で

笑顔の種になる


大きく背伸びをしてみて

天井に届く位に伸びを確かめてみる


とぼけているのかな?

やるべき事はスーツケースに入りきらない


ちょっとした事で

傷つくモノなんだ

ちょっとした事で

心に重石を乗せてしまった


自分探しなんて止めてしまえ

自分を創って行く方が何倍も意義があるぞ

自分を探すなら

変と化を思い出せ


僕らは日々生まれ変わっている

7年と言う歳月をかけて

細胞と心の臓は歩みを止めないぞ

自分はどうだい?


大きく息を吸い込み

部屋中に深呼吸の音を響かせる


少しは変われたかな?

体より、心の方が正直なようだ


また、明日はやって来る。。

作詩/高良篤人
 

『雨の森』

雨のしずくが肩を濡らす

まるで気にならないように、彼は歩みを止めない。



現実の数だけ、しがらみがあって

それに嫌気を差した彼は

理想を追い求めると決意した。



雨のしずくが足元を濡らす

まるで気にならないように、彼は歩みを止めない。



靴の重みは取るに足らないのさ

立ち止まる事が一番怖い。

理想を追い求めると決意したから。



彼の相棒はコンパスと言う小さな犬。

小さな巨人だと彼は自慢する。

理想までも嗅ぎ別けると。



魂があるのなら、いつか報われよう。

来世があるのなら、今世は必要ない。

でも、何か違う。

コンパスはただこちらを見ている。



雨のしずくが上がった頃

まるで気にならないように、彼は歩みを止めない。



自然の数だけ、しがらみがあって

それに興味を示した彼は

理想を叶えると決意した。



コンパスが何かを嗅ぎ別けた。

彼は素直な心でその吐息に耳を傾けた。



先に明かりは見えないぞ。

誰かの建てた標識なんて取るに足らないようだ。

信じあう喜びを、彼は教わった。



雨のしずくが彼を濡らす。

まるで気にならないように、彼は歩みを止めない。



痛みの数だけ、しがらみがあって

それに気づいた時

感謝の念を覚えた。



二人はどこへ行くのか。

どこへ行くのか。



彼の瞳と、小さな巨人のソレは

ただただ、輝きを無くしてはいなかった。

作詩/高良篤人
 

『君は』

君は僕の旋律に触れた。



まるでワルツの躍動感に似ている。



時折、君らしく刻むリズムが心地好くて



目を閉じてその調べに聞き入る。




雨が降れば拍手の音




風が吹けば観客のざわめき




一度、君が歌えば、世界は変わり、僕は甘く魅了されるのだ。




巡る季節が、君の顔に靄を掛けるけれど




あの声だけは絶対に忘れない。絶対に。




願うならば、もう一度聞かせて欲しい。




もう一度だけ。。


作詩/高良篤人

 

『対価』

朝の光が背中にそっと手を添える


深く蒼い部屋は始まりのワルツ


早過ぎるのは鼓動か秒針か


キミを思う時間を破棄したピエロは、滑稽な喪失を得た



意味を見出だす作業の繰り返し



単純作業のスパイラル



なかなか進めないなら足元の枷を外してやろう




自由の対価は少しの勇気




パンには困らないね




それも今のうち。。




朝日が鳥達の囀りを運ぶ




そんな自分に成るのだよ




勇気は持っているか??  

朝の光が背中にそっと手を添える


深く蒼い部屋は始まりのワルツ


早過ぎるのは鼓動か秒針か


キミを思う時間を破棄したピエロは、滑稽な喪失を得た



意味を見出だす作業の繰り返し



単純作業のスパイラル



なかなか進めないなら足元の枷を外してやろう




自由の対価は少しの勇気




パンには困らないね




それも今のうち。。




朝日が鳥達の囀りを運ぶ




そんな自分に成るのだよ




勇気は持っているか??  


作詩/高良篤人
 

Text 2

歌詞集は、不定期に更新します。